大阪で接骨院・整骨院を開業する場合の流れと行政書士ができること
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序文
整骨院は、腰痛や肩こり、骨折などの骨や関節の治療を行う施設です。近年では、健康志向の高まりや、スポーツの普及などにより、整骨院の利用者が増加しています。
整骨院を開業するにあたって、どのような準備が必要なのか、どのような流れで開業できるのかなど、知っておきたいことはたくさんあります。
本記事では、整骨院の開業について解説します。
1. 整骨院を開業するために必要な資格
整骨院を開業するためには、まず「柔道整復師免許」が必要です。柔道整復師免許は、文部科学省が指定する4年制大学を卒業するか、都道府県知事が指定する専門養成施設に3年以上通い、柔道整復師試験に合格することで取得できます。
柔道整復師免許を取得したら、施術管理者研修を受講する必要があります。施術管理者研修は、柔道整復師が受領委任で健康保険を取り扱うために必要な研修です。研修は、2日間(14時間)で、柔道整復師の団体や、公益財団法人柔道整復学会が実施しています。
2. 整骨院を開業するために必要な資金
整骨院を開業するためには、開業資金が必要です。開業資金は、物件の取得費用、内装工事費用、機器購入費用、什器・備品費用などから構成されます。
物件の取得費用は、立地や面積によって大きく異なります。都心部や繁華街では、物件の取得費用が高くなります。内装工事費用は、物件の状態や施術内容によって異なります。機器購入費用は、施術内容によって異なります。什器・備品費用は、受付や待合室などの設備に必要な費用です。
一般的に、整骨院を開業するためには、300万円~1,000万円程度の資金が必要といわれています。
3. 整骨院を開業するための手続き
整骨院を開業するためには、以下の手続きが必要です。
- 施術所の開設届出
- 受領委任取扱契約の届出
- 税務署への開業届出
施術所の開設届出は、開設後10日以内に都道府県知事または保健所長に提出します。こちらは当事務所で代理届出が行えます。
保険請求をするためには整骨院開設届出を提出後に地方厚生局へ受領委任取扱契約の届出が必要です。こちらに関しては提携している社会保険労務士をご紹介いたします。
税務署への開業届出は、税務署に提出します。
4. 整骨院を開業する際に知っておきたいポイント
整骨院を開業する際には、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
- ターゲットを明確にする
- 競合調査を行う
- 集客方法を検討する
- 経営計画を立てる
ターゲットを明確にすることで、どのような施術を行うのか、どのような雰囲気の整骨院にするのかなどの方向性が決まります。競合調査を行うことで、競合店の状況を把握し、差別化を図るポイントを探ることができます。集客方法を検討することで、多くの患者を呼び込むための方法を考えられるでしょう。経営計画を立てることで、開業後の事業運営をスムーズに行うことができます。
まとめ
整骨院を開業するためには、柔道整復師免許の取得、施術管理者研修の受講、開業資金の準備、手続きの実施など、さまざまな準備が必要です。また、ターゲットの明確化や競合調査、集客方法の検討、経営計画の立案など、開業後の事業運営についても考えておく必要があります。
整骨院を開業して成功するためには、しっかりとした準備と計画が必要です。本記事を参考に、整骨院の開業に向けて、しっかりと準備を進めましょう。
大阪うぐいす行政書士事務所に整骨院開設届出を依頼した場合の報酬額
整骨院開設届出 | 55,000円 |
権利書類作成(契約書等) | 1ページ 16,500円 |
顧問契約※上記の書類作成業務半額 6ヶ月契約 (相談無料・月1回面談・補助金情報提供・書類チェック) | 月33,000円 |